技術紹介

Technology

確かな技術と経験で、お客様の多様なニーズに対応

日建金属株式会社では、軽量鉄骨天井下地や間仕切下地、各種ボード仕上工事をはじめとする内装仕上げ全般で培った高い技術力を強みに、幅広い分野の新築・改修に対応しています。特に地震対策としての天井耐震工事には豊富な実績があり、安全性と快適性を両立する確かな施工品質をお約束。断熱材充填や各種仕上げ材の使い分けなど、専門性を追求した施工で、お客様の多様なニーズにお応えいたします。

01ヒアリング・プランニング

まずは元請会社や設計担当者からご要望・設計意図を詳しく伺い、現場の条件や用途を踏まえた最適な施工計画を立案します。たとえば曲面役物を用いたデザイン性の高い施工や、耐震天井工事などの安全性重視の工事など、目的やデザインによってプランを調整します。

02現地調査・寸法確認

実際に現場を訪問し、必要な採寸・構造の確認を行います。下地の状態や配管・配線の取り回し、既存設備との干渉などを総合的にチェックし、正確な施工のため設計図から積算をおこない現地調査の内容と合わせて施工数量を導き出します。

03資材の手配・加工

プランや積算数量に基づいて、軽量鉄骨(LGS)や天井耐震金具、曲面用の役物など、必要な建材・部材を手配します。現場やデザインに合わせた曲面役物の加工が必要な場合は、形状や寸法を厳密に合わせるために工場などであらかじめ加工する場合もあります。

04下地組立・補強作業

軽量鉄骨を使用して天井下地や間仕切下地を組み、必要に応じて天井耐震工事の補強金具を設置します。曲面役物を導入する場合は、アール形状を崩さないよう、正確な位置出しとレベル調整を行います。

05仕上げ材の施工

断熱材の充填や各種ボード貼り、クロス貼り、床シート貼りなど、最終的な仕上げ作業を実施します。曲面箇所や細かな接合部分は、意匠面はもちろん強度にも配慮しながら丁寧に施工を進めます。

06検査・最終チェック

施工完了後、設計図面や仕様に沿っているか、安全性・意匠性に問題がないかを最終チェックします。特に耐震補強部分や曲面役物の取り付け箇所など、要所の品質をしっかり確認します。

07お引き渡し・アフターサポート

検査をクリアし、お客様や関係者立ち合いで完了報告を行ったうえで、お引き渡しとなります。その後も万一の不具合やメンテナンスに迅速に対応できるよう、アフターサポート体制を整えています。

こうした一連の流れを通じて、日建金属株式会社では「安全・安心」と「高品質な仕上がり」の
両立を実現し、幅広い建築空間のニーズにお応えしております。

01

軽鉄天井工事とは

軽鉄天井工事とは、軽量鉄骨(LGS:Light Gauge Steel)を用いて天井の下地を組み上げる施工方法です。軽量かつ強度の高い軽量鉄骨を用いることで、天井全体の荷重を軽減しながら、地震や老朽化に対しても耐久性を確保することが可能です。さらに、施工過程では配線・配管スペースを確保しやすいため、天井裏の設備レイアウトやメンテナンス性にも優れています。近年は耐震天井として、安全性の向上を目的とした追加金具や補強材の使用など、設計段階から厳密な検討が行われることが一般的です。こうした技術によって、より安心・安全で快適な空間づくりを支えています。

02

耐震天井工事とは

耐震天井工事とは、大地震などの大きな揺れに対して天井が落下しないよう補強を施す工法です。軽量鉄骨などで構成される天井下地に専用の耐震金具や補強材を追加し、より強度を高めることで人命や設備を守ります。施工時には配線・配管などのレイアウトや保守点検のしやすさにも配慮し、完成後の安全性と機能性を両立。近年は公共施設や商業施設など、多くの利用者が集まる建物での導入が増加。地震対策の観点からますます重要性が高まっている工事です。

03

曲面役物工事とは

曲面役物工事とは、天井や壁面に曲面やアール形状を施す際に使用される特別な部材(役物)を組み合わせ、意匠性やデザイン性を高める工法です。湾曲した形状を正確に仕上げるためには、下地づくりや寸法管理を慎重に行う必要があり、高度な施工技術が求められます。曲面によって空間に柔らかさや個性を与えつつ、接合部分の強度や仕上がりの美観にもこだわり、質の高い施工を実現することがポイントとなります。